社福レポート集

地域を基盤としたソーシャルワークの8つの機能、それぞれについて概要の説明を以下にまとめる。

ソーシャルワークの展開過程は大きく5つに分けられる。それぞれについて関連技法も含めて示し、重要と感じる部分について考えを述べることとする。

2009年に地域生活定着支援事業が開始し、地域定着支援センターが全国に設置されてから、矯正施設に入所することで、社会生活に戻ることが難しい高齢者や障害者に社会資源を活用して地域で自立した生活ができるように支援する制度が整ってきている。

現在の日本では、少子高齢化、雇用基盤の変化、貧困や社会的孤立が進んでおり、課題として挙げることができる。社会保障制度は国民の生活を支えるセーフティーネットとして、高齢者や非正規雇用者、一人親や貧困で窮地にある人々の生活を支えていく必要があり、保障の対象者は増加していると言える。しかし一方で、そのような人々が増加しているということは、社会保障費を支える人々が減っていくということでもある。

社会保障制度は、国民の安心や生活の安定を支えるセーフティーネットであり、社会保険、社会福祉、公的扶助、保健医療・公衆衛生の4つの柱から成り立っている。

依存症と聞くと一般的にシンナー・麻薬・覚せい剤などの薬物問題が浮かび上がる。直接的な犯罪、薬物規制などの社会のルールを守るといった心構えの問題であると考えられがちだった。現在までの依存症の特徴や定義の変遷から、社会問題を読み解いていく。

コミュニティソーシャルワークとは、地域診断や、社会サービスの開発、地域組織や関係、機関などのコーディネートや連絡調整をし、間接的に住民組織等の活動を支援するソーシャルワークの1つである。その地域における課題と向き合い、日々それらを解決していくのは「地域社会を構成する一員」である地域住民である。

災害に関する法律には、災害対策基本法と災害救助法の大きく2つが挙げられる。災害対策基本法は伊勢湾台風を契機に1961年に成立し、災害が発生する前に行う防災対策に加え、災害が発生した後の応急対策や復旧までを網羅した法律となっている。